ボトックスとは、アメリカ「アラガン社」が開発した薬品名のこと。
正式には「A型ボツリヌス菌毒素製剤」と言います。
もともと欧米では、約20年程前から眼科や神経内科において、顔面けいれんや、眼瞼けいれんなどの治療に、筋肉の弛緩効果を利用してボトックスが使われていました。
そして、しわ取りの効果も認められ、アンチエイジングにもボトックスが利用されるようになったのです。
しわ取りに利用されるようになると、急速にボトックス利用が拡大ました。
今では、「ボトックス=しわ取り」というくらい、美容面で有名になってしまいました。
そんなしわ取り効果の高いボトックスは、ボツリヌス菌から抽出された成分なのです。
ボツリヌス菌といえば、食中毒を連想する方も多いかもしれません。
また、第二次大戦中は細菌兵器としての研究もされていたことも。
けれども、そんなに怖がる必要はありません。
ボツリヌス菌をそのまま注射するわけではないのです。
美容で用いられるボトックス量は、食中毒を起こす量の約10000分の1の量。
中毒を起こす可能性はありません。ご安心を。
欧米では、しわ改善治療として一般的に広く利用されていたボトックス。
日本では2002年に、しわの治療薬として、ボトックスが認可されました。
それ以降、プチ整形のひとつとして、人気は高まるばかり。
最近日本でも、ボトックスは多くの治療にも使われ、大きな効果を上げています。
しわ取りだけではないのです。
例えば、エラを目立たなくする効果や、多汗症の治療、脳性麻痺の歩行障害などの治療、眼瞼けいれんの治療などなど。
多くの治療に利用されているボトックスですが、注射する量や注射箇所などは、慎重に検討しなければいけませんよ。
信頼できるクリニックを選ぶこと、そして経験豊富なドクターにボトックス注射をしてもらうことが大切なことなのです。